ナレッジベース

チケットそのものを減らす部分です。一度書き留めた解決策をチームが見つけ直し、依頼者が入力している最中に提案します。このまとまりの内容は、承認待ちの項目を知らせるメールを除き、すべて Basic に含まれます。

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記事と添付ファイルのあるトピックのタイル

ナレッジベースへは、左のバーの「Knowledge Base」から入ります。一覧は、トピックごとに1つのタイルでできています。タイルの右上の数字が、公開されている項目の件数です。その下に、トピックの名前と説明があります。タイルをクリックすると項目の一覧に進み、それぞれに作成者、更新日、本文の最初の数行が並びます。

トピックはここではなく、「Settings → Knowledge Base」で作ります(「トピックごとの公開範囲」のカードをご覧ください)。トピックが1つもないと、一覧には注記だけが表示されます。項目には、必ずトピックが要ります。

トピックのページの「New entry」で書きます。編集画面が求めるのは3つです。「Title」「Topic」「Content」です。チケットと同じ編集画面で、ツールバーも同じです。「Bold」「Italic」「Underline」「Strikethrough」「Text color」「Highlight color」「Bullet list」「Numbered list」「Quote」「Link」「Clear formatting」です。リンクの作り方もチケットと同じです。文字を選び、「Link」をクリックし、アドレスを入力します。使えるのは Web とメールのアドレス(http、https、mailto)です。タイトルかトピックが空の間、「Save」は灰色のままです。本文のない項目は拒否されます。添付ファイルだけでは、項目になりません。

画像は、チケットと同じようにクリップボードから入ります。画面を写して、Ctrl+V で編集画面に貼り付けます。本文に「[inline-image:1]」のような目印が現れ、保存するとシステムが画像をアップロードして、ちょうどその位置に表示します。さらに、下の「Attachments」にも並びます。削除は、そこで行います。貼り付けられるのは PNG、JPEG、GIF です。

ファイルを添えられるのは、項目を保存したあとです。項目のページの下に「Attachments」のカードがあり、「Upload file」が並びます。使えるファイルの種類と大きさは、チケットと同じです(1ファイル 50 MB まで)。アップロードした本人は、それを取り除けます。管理者は、どのファイルでも取り除けます。

管理者は、いつでも書けます。エージェントは、設定のスイッチが許している間だけ書けます(「承認」のカードをご覧ください)。顧客は読むだけです。管理者は、どの項目でも削除できます。エージェントが削除できるのは、一度も公開されていない自分の項目だけです。

3つのトピックのタイルがあり、「Knowledge Base」のメニュー項目に赤い枠が付いた、ナレッジベースの一覧のページ。
入り口は、左のバーの「Knowledge Base」です。タイルはそれぞれトピックです。数字が公開されている項目の件数、琥珀色のバッジが承認待ちの件数です。画像を原寸で開く
タイトルとトピックの欄、編集用のツールバー、灰色の「Save」ボタンがある「New entry」の編集画面。
タイトル、トピック、本文です。トピックを選ぶまで、「Save」は灰色のままです。赤い枠の中が、ここでまだ選ばれていない項目です。画像を原寸で開く
書式付きの本文、貼り付けたプリンターの表示部の画像、番号付きの箇条書き、そして2つのファイルが入った「Attachments」のカードがある、ナレッジベースの項目。
できあがった項目です。上部にトピック、作成者、承認の状態があり、その下に本文と貼り付けた画像が続きます。いちばん下に2つのファイルがあります。ダウンロード用の手順書と、貼り付けた画像です。画像を原寸で開く
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トピックごとの公開範囲:社内限定か、顧客にも公開か

はじめる前に: 公開範囲は、個々の項目ではなくトピックに付いています。顧客向けのトピックに置いた社内向けのメモは、公開された時点で顧客に読まれます。トピックの分け方は、そこを考えて決めてください。必要であれば、「Edit」で項目を別のトピックに移せます。

トピックは「Settings → Knowledge Base」の「Topics」のカードで管理します。各行に、名前、説明、タイルの並び順の数値、「Visible to customers」のスイッチ、保存と削除の2つのボタンがあります。保存は行ごとで、カード全体ではありません。

スイッチがオフの間、そのトピック、その項目、その添付ファイルを見られるのは、エージェントと管理者だけです。顧客にはタイルすら現れず、検索でも項目は見つかりません。オンにすると、顧客にトピックと、その中の公開済みの項目が見えます。承認待ちのものは、いずれにせよ見えません。

新しいトピックは、下の点線の行で作ります。名前を入力し、公開範囲を選び、「Add topic」を押します。トピックを削除できるのは、中が空のときだけです。そうでなければ、中の項目も、目に触れないまま一緒に消えてしまいます。

3つのトピックがある「Topics」のカード。1つ目は「Visible to customers」のスイッチがオンで、「Internal runbooks」はオフです。
違いは2つの赤い枠にあります。「Printing」は顧客に公開され、「Internal runbooks」は公開されていません。保存は、右の青いボタンで行ごとに行います。画像を原寸で開く
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チケットの作成中に提案される解決策

「Create new ticket」のフォームの「Title」の欄に3文字入った時点で、システムが裏側で検索し、「Possible solutions from the knowledge base」の枠を表示します。タイトルに合う項目が、最大5件並びます。そこで答えが見つかった人は、チケットを作りません。それがこの機能の目的です。

検索の対象はタイトルだけで、説明は含みません。規則は検索と同じで、提案はタイトルの語の半分以上を含む必要があります。タイトルが具体的なほど、提案は少なく、よく合うものになります。提案をクリックすると新しいタブで開くので、途中まで入力したフォームは失われません。下の「Open knowledge base」から、一覧の全体に進めます。

ここでも公開範囲が効きます。顧客に提案されるのは、顧客向けのトピックの公開済みの項目だけです。エージェントには、社内向けのトピックと承認待ちの項目も表示されます。

「Possible solutions from the knowledge base」の枠と、その下の提案がある、新しいチケットのフォームの「Title」の欄。
タイトルを入力しただけです。下の枠は、自動的に現れます。上に、タイトルに最もよく合う項目が並びます。画像を原寸で開く
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解決したチケットを項目にする

はじめる前に: すべてが引き継がれます。説明も、内部向けを含むすべてのコメントもです。本文はリンクではなく複製です。保存の前に読み通し、名前、電話番号、メールアドレス、注文番号を取り除いてください。保存したあとは、そのトピックを見られる人が読めるようになります。

どのチケットの右上にも「Add to knowledge base」があります。押すと、新しい項目の編集画面が開きます。チケットのタイトルと、そのやり取りの全体が、あらかじめ入っています。説明が最初の段落になり、その下に各コメントが引用として並びます。

これだけでは、得るものはありません。素材にすぎないからです。大事なのは、これを手引きに作り替えることです。次に役立つ内容まで削り、タイトルが1件の案件のように聞こえるなら書き直します(「Printer on 2nd floor pulls two sheets」を「紙詰まりを直す」に変えるなど)。

トピックは選ばれていないので、自分で選びます。項目の保存は、ほかと同じです。管理者ならすぐ公開され、エージェントなら承認に回ります。保存したあとは、内部向けの参照「Source: Ticket #1」が項目に残ります。案件に戻るための入り口で、顧客には見えません。

右上に赤い枠の付いた「Add to knowledge base」のボタンがあるチケット。
ボタンは、どのチケットでも右上にあります。チケットのステータスは関係ありません。解決した案件のためのものです。画像を原寸で開く
チケットのタイトルとやり取りがあらかじめ入った「New entry」の編集画面。その上に、元のチケットについての赤い枠の注記があります。
赤い枠の注記が、大事なことを述べています。下の本文には、発注番号の入った内部向けのメモがあります。まさに、保存の前に取り除くべきものです。画像を原寸で開く
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承認:エージェントの書いた項目は、管理者を待ちます

エージェントがそもそも書けるかどうかは、「Settings → Knowledge Base」の「Agents can create entries」のスイッチで決まります。初期状態ではオンです。オフにすると、はっきりした境界になります。「New entry」のボタンと、チケットの「Add to knowledge base」のボタンが消え、編集画面を直接呼び出しても拒否されます。

状態は、ちょうど2つです。「Awaiting review」と「Published」です。誰にも見られずに静かに書き進められる下書きは、ありません。状態は、書いた人で決まります。管理者は、すぐ公開します。エージェントが書くと「Awaiting review」の印が付きます。エージェントと管理者には見え、顧客には見えません。トピックのタイルには、そのために琥珀色の「1 awaiting review」のバッジが現れます。

管理者には、承認待ちの項目が出た時点でメールも届きます。このメールは Professional に含まれます。これは補助であって、必須ではありません。メールの送信を設定していなくても、バッジが承認待ちを見つける手がかりになります。承認は、項目のページの「Approve & publish」で行います。そのあと、誰が承認したかが、そこに表示されます。

エージェントが公開済みの項目をあとから変更すると、もう一度承認に回ります。変更が顧客に見えるのは、次の「Approve & publish」のあとです。すでに承認待ちの人がもう一度保存しても、2通目のメールは出ません。エージェントが添付ファイルを追加したり外したりした場合も同じです。

「Agents can create entries」のスイッチに赤い枠が付いた、ナレッジベースの設定のページ。
スイッチは「Settings → Knowledge Base」のいちばん上にあります。横の文が、これに何がかかっているかを述べます。エージェントの書いた項目は、承認を待ちます。画像を原寸で開く
「Awaiting review」の印が付き、「Approve & publish」のボタンに赤い枠がある項目。
この項目はエージェントの Marco Rossi が書いたもので、承認を待っています。「Approve & publish」を1回押せば、そのトピックを見られる全員に表示されます。画像を原寸で開く
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ナレッジベースの変更の履歴

「Settings → Knowledge Base」のいちばん下に「History」のカードがあります。直近200件の出来事が、新しい順に並びます。何が起きたか、どの項目やトピックが対象か、誰が行ったか、いつ行ったかが分かります。

記録される出来事は7つです。項目の作成、更新、承認、削除、そしてトピックの作成、更新、削除です。削除された項目も、跡形もなく消えるわけではありません。項目そのものがなくなっても、行は残ります。

2行が同時に出るのは、誤りではありません。管理者が項目を作ると、「Entry created」が並び、そのすぐ上に「Entry approved」が並びます。承認を経ずに公開するためです。エージェントの場合、最初は「Entry created」だけが出ます。承認はあとから、管理者の名前とともに並びます。

履歴を見られるのは、ナレッジベースの設定のページを開ける人だけです。初期設定では管理者です。ナレッジベース全体で1つの履歴であり、項目ごとの履歴ではありません。

「Entry created」「Entry approved」「Topic created」などの行が、それぞれ名前と時刻とともに並んだ「History」のカード。
いちばん上に、まだ承認を待っているエージェントの項目があります。「Entry approved」の行は、まだありません。その下に管理者の項目が、それぞれ2行ずつ並んでいます。画像を原寸で開く

スクリーンショットはバージョン 1.3.1 のものです。ここに写っている画面は、バージョン 1.13.3 まで変わっていません。見た目で違うのは、サイドバー下部のバージョン番号だけです。