チケット管理

日々の仕事です。チケットを作り、整理し、また見つけ出します。このまとまりの内容は、カードに別の記載がない限り、すべて Basic に含まれます。

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チケットを作る、編集する

はじめる前に: チケットを1件ずつ削除することはできません。管理者でもできません。チケットがデータベースから出ていく道はアーカイブだけで、しかも閉じたあとに限られます。これは意図した設計です。誰かが跡形もなく消せる案件は、記録としての価値がありません。

新しいチケットは、左のバーの「New Ticket」で作ります。フォームの名前は「Create new ticket」です。エージェントは、これで他人の依頼も記録します。そのための欄が「User」です。誰のための案件かを表すもので、誰が入力しているかではありません。

星の付いた項目は必須です。「Title」「User」「Main category」「Description」です。もう一つ、見落としやすいものがあります。「Subcategory」に星は付いていませんが、小分類がないとフォームは保存できません。大分類と小分類は組であり、常に一緒に設定します。

どの項目が必須かは「Settings → Ticket Settings」で設定します。「Admin / Agent Field Settings」のカードには、そのための「Field is mandatory」のスイッチしかありません。「Customer Field Settings」のカードには、さらに「Is hidden for Customer」と「Is not editable」があります。だからこそ、フォームを二つ管理しなくても、顧客にはエージェントより短いフォームを表示できます。「Title」と「Description」は常に必須です。これはオフにできません。

そのあとは、ほとんどのものを変更できます。チケットの右側に「Details」のカードがあり、依頼者、電話番号、メールアドレス、拠点、カテゴリ、参照番号が並びます。欄を書き換えて、下の「Save」で確定します。ステータス、割り当て、優先度、入り口、ウォッチャーは、一つ上の「Actions」のカードにあります。ステータスと割り当ては、すぐに反映されます。優先度、入り口、ウォッチャーは、「Details」のカードの「Save」で初めて保存されます。

これを変更できるのは、エージェントと管理者だけです。依頼者は案件を読み、コメントし、ファイルを添えられますが、レポートの土台になる分類は変更できません。

一度知っておくとよい副作用があります。まだ誰のものでもないチケットを編集すると、そのあとは自分のものになります。システムが自分をエージェントとして記入し、ステータスを「Open」から「Assigned」に移します。どちらも履歴に残ります。そうしたくない場合は、あとで別の人に割り当ててください。

これらの変更はどれも、名前、時刻、変更前の値、変更後の値とともにチケットの履歴に残ります。そのために、何かをオンにする必要はありません。

残るのは、チケットをどうやって減らすかという問題です。「Settings → Archive」で期間を選び、「Preview」でそこに閉じたチケットが何件あるかを確認し、「Create archive」で ZIP ファイルを作ります。チケット、コメント、履歴、カスタムフィールド、添付ファイルが1つのファイルに入ります。作っただけでは、何も消えません。チケットが稼働中のデータベースから外れるのは、「Existing archives」の一覧にある「Delete from live DB」という別の操作を行ったときだけです。同じファイルから戻すこともできます。

タイトル、担当チーム、利用者、ステータス、優先度、入り口、ウォッチャーの欄がある「Create new ticket」のフォーム。
「New Ticket」の先にあるフォームです。星の付いた項目が必須で、カテゴリ、説明、添付ファイルは、さらに下に続きます。画像を原寸で開く
依頼者の欄と、赤い枠の付いた「Save」ボタンがあるチケットの「Details」のカード。
あとから変更するとき、欄を書き換えて「Save」を押します。その下に、誰がいつチケットを作ったかが、変更できない形で表示されます。画像を原寸で開く
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説明とコメントのための書式付きエディター

説明とコメントは、ただの入力欄ではありません。それぞれの上にツールバーがあり、ボタンにマウスを載せると働きが表示されます。「Bold」「Italic」「Underline」「Strikethrough」「Text color」「Highlight color」「Bullet list」「Numbered list」「Quote」「Link」「Clear formatting」です。

リンクの作り方はこうです。文字を選び、「Link」をクリックし、小さな入力欄にアドレスを入れます。空のまま確定すると、リンクが外れます。使えるのは Web とメールのアドレス(http、https、mailto)だけです。それ以外は保存のときに捨てられます。コメントに何かを紛れ込ませられないようにするためです。

画像はクリップボードから入ります。画面を写して、Ctrl+V でそのままエディターに貼り付けます。最初は本文に「[inline-image:1]」のような目印だけが表示されます。保存すると、システムが画像をアップロードして、ちょうどその位置に表示します。同時に、案件のすべてのファイルが集まる「Attachments」タブにも入ります。画像の貼り付けは、既存のチケットの説明と新しいコメントで使えます。「Create new ticket」のフォームや、コメントを編集している間は使えません。

自分に見えているものが、相手にも見えます。書式、箇条書き、リンクは、チケットの中でも、依頼者へのメールでも保たれます。外から来た書式、たとえばコピーした Web ページや受信メールの書式は、この許された範囲まで削られます。その際に文章が失われることはありません。失われるのは、包み紙だけです。

コメントは「Internal note (not visible to the customer)」で内部用にできます。そのコメントには「Internal」のバッジが付き、依頼者には見えません。検索にも出てきません。

自分のコメントは、誰でも変更、削除できます。顧客が書いたものを変更、削除できるのは、その顧客本人か管理者だけです。これには顧客のメールも含まれます。同僚のコメントは、そのチケットを扱えるエージェントなら誰でも変更、削除できます。以前そのチケットを持っていたチームも含みます。

エディターのツールバー。その下に「The display shows ERROR 13.20 and then the paper jams.」という文があり、エラーコードが太字になっています。
赤い枠は「Bold」「Bullet list」「Link」に付いています。このバーは、説明の上にも、コメント欄の上にもあります。画像を原寸で開く
あるチケットの3件のコメント。下の1件には太字の語と箇条書きがあり、真ん中の1件には「Internal」のバッジが付いています。
相手にはこの形で届きます。太字と箇条書きは保たれます。真ん中のコメントは「Internal」の印が付いており、依頼者には見えません。画像を原寸で開く
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プレビュー付きの添付ファイル

はじめる前に: 使えるのは PDF、DOC、DOCX、XLS、XLSX、TXT、PNG、JPG、JPEG、GIF で、1ファイルあたり 50 MB までです。上限はフォームに書かれており(「Max. 50 MB per file」)、これを超えるファイルは、アップロードが始まる前に拒否されます。

ファイルは、個々のコメントではなく案件に属します。チケットの「Attachments」タブに一覧があります。「Upload file」で追加でき、各行にファイル名、大きさ、日付が並びます。チケットに関わる人なら、誰でも添付できます。依頼者も同じです。画面の写真をメールで送ってもらう必要はありません。顧客が削除できるのは、自分でアップロードした添付ファイルだけです。子チケットが閉じられると、その添付ファイルは親チケットにコピーされ、そこで「Internal」のバッジが付きます。エージェントには見えますが、顧客は見ることもダウンロードすることもできません。

ファイル名をクリックすると、ダウンロードせずにプレビューが開きます。画像なら、そこで拡大、縮小、回転ができます。斜めから撮った画面の写真に役立ちます。PDF は同じ画面に表示され、ページの一覧、拡大、印刷が使えます。テキストファイルは文字として表示されます。「Open in new tab」を使うと、別の画面でファイルを開けます。

添付ファイルは案件に属し、案件と一緒に動きます。履歴に残り(「File uploaded: …」)、別のチームへ引き渡しても残り、チケットをアーカイブすれば、アーカイブのファイルの中に入ります。

2件のファイルが並び、その上に赤い枠の付いた「Upload file」ボタンがある「Attachments」タブ。
案件のすべてのファイルが一か所に集まります。下の行に、使えるファイルの種類と容量の上限が書かれています。画像を原寸で開く
右上に拡大、縮小、回転のボタンがある添付画像のプレビュー。
画像のプレビューです。拡大、縮小、回転は右上にあります。その間、ダウンロードは行われません。画像を原寸で開く
同じ画面に表示された PDF のプレビュー。左にページの一覧、上に PDF 表示のツールバーがあります。
PDF も同じように開きます。ダウンロードは要らず、ページの一覧、拡大、印刷が使えます。画像を原寸で開く
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チケットの履歴

チケットの「History」タブは、あとから追いかけるときに必ず出る問いに答えます。誰が、何を、いつ変えたのかという問いです。各行に、人、項目、取り消し線の付いた変更前の値、その後ろに変更後の値、そして秒までの時刻が並びます。新しい記録が上に来ます。

記録は自動で残ります。ステータス、優先度、割り当て、カテゴリ、拠点、ウォッチャー、タイトル、説明の変更に加えて、作成(「Ticket opened」)、すべてのコメント、すべてのアップロードで残ります。タブの数字を見れば、その案件がどれだけ動いたかが先に分かります。

履歴は編集できず、オフにもできません。だからこそ役に立ちます。チケットを1件ずつ削除できない理由もここにあり、チケットをアーカイブすると、履歴も一緒にアーカイブのファイルへ入ります。

コメントについて、履歴に記録されるのは追加、編集、削除されたことだけです。文面は「Comments」タブにあります。内部用のコメントも履歴に出ますが、エージェントと管理者にだけ表示されます。

このチケットの記録が並んだ「History」タブ。ファイル、コメント、ステータスの変更、優先度、割り当て、そしていちばん下に作成があり、上の2行はルールによる記録です。
赤い枠は、件数の付いたタブに付いています。「Status」と「Priority」では、変更前の値に取り消し線が付き、その横に変更後の値が並びます。画像を原寸で開く
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ステータスと遷移を設定できる、ステータスの流れ

ステータスは、チケットが今どこにあるかを表します。システムには12のステータスが同梱されています。Open、Assigned、In Progress、Waiting for User Response、Resolved、Closed などです。「Settings → General Settings」の「Drop-down lists」の中、「Status」タブにあります。「+ Add status」で自分のステータスを作り、「Edit status」で既存のものを開きます。

大事なのは、名前と意味の違いです。ステータスの編集画面の「Meaning of this status」に、スイッチが3つあります。「Counts as resolved」「Counts as closed」「Waiting for the requester」です。システムがステータスをどう扱うかは、このスイッチだけで決まります。

どのステータスも名前を変えられます。同梱のものも同じです。編集画面のいちばん下、「Translations」に言語ごとの「Name」の欄があります。そこに、自社の人が読む言葉を入れてください。その裏にある技術的な名前は、そのまま残ります。だからこそ、何も壊れません。自動化、レポート、上のスイッチは、表示名ではなくその名前にひも付いているためです。「Resolved」を「完了」にすることもできます。

ただし、削除はすべてにできるわけではありません。8つのステータスには、一覧で「Mandatory」のバッジが付きます。Open、Assigned、In Progress、Resolved、Closed、Reopened、Waiting for approval、Rejected です。名前の変更と並べ替えはできますが、削除はできません。試すと、はっきりしたメッセージが出ます。意地悪ではありません。これらにひも付いた処理があり、削除すると黙って止まってしまうからです。たとえば自動での終了は、「解決済み」のステータスを出発点にしています。

2つのステータスは、システム自身のものです。「Waiting for approval」と「Rejected」には「System only」のバッジが付きます。これらは承認の流れから生まれるもので、判断にかけられてもいないものを、手で「却下された」と言えてはいけません。

3つのスイッチの働きです。解決済みとして数えるステータスにすると、チケットは24時間後に自動で閉じます。閉じたものとして数えるステータスは、チケットが最後に移る状態です。そして「Waiting for the requester」は、文字どおり依頼者を待っている状態を指します。別のチームでも、外部の業者でもありません。設定しだいで、サービスレベル合意の時計が止まる印になります。

その下に「Allowed transitions to new status」があります。ここで、このステータスからどのステータスへ進めるかにチェックを入れます。すべて空のままなら、制限はありません。何かにチェックを入れると、それ以外の道は閉じます。これが、飛ばせない流れの作り方です。たとえば「Open」からは「In Progress」か「Assigned」にだけ進め、いきなり「Closed」にはできない、といった具合です。

編集画面に残るスイッチは、小さいわりに効き目のあるものです。一覧での色、並び順を決める「Sort order」、「Show status in new ticket form」(チケットの作成時に、このステータスを選べるようにするか)、「Requires comment in dialog」(理由の入力を必須にする)、そしてシステム自身だけが設定できるようにする「System only」です。

チケットには、最大4つのステータスが「Change Status to:」の下にボタンとして表示されます。どれを表示するかは、編集画面の「Set as primary status (max. 4)」のスイッチで選びます。初期設定では、In Progress、Waiting for User Response、Waiting for Service Provider Response、Resolved です。それ以外のステータスは、すべて「More statuses」の中にあります。

「Status」タブに赤い枠が付いた一般設定と、すべてのステータスの一覧。
「Settings → General Settings」の「Status」タブです。各ステータスの技術的な名前と印が並びます。画像を原寸で開く
「Meaning of this status」のスイッチと、「Allowed transitions to new status」の一覧がある「Edit status」のダイアログ。
編集画面では、上に見た目と動き、中ほどに意味、下に許される遷移が並びます。画像を原寸で開く
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大分類と小分類は、チームごとに自由に設定できます

はじめる前に: チームが少なくとも1つ必要です。カテゴリのページは、その名前をチームから取るため、チームを作って初めて現れます。

カテゴリは、依頼者やエージェントがチケットを作るときに選ぶものであり、あとでレポートをまとめる軸にもなります。カテゴリはチームごとに別々です。ヘルプデスクとネットワークの部門では分け方が違いますし、互いのリストは見えません。

「Settings」の中に「<チーム名> Categories」という項目があります。例ではチーム名が「Helpdesk」なので、項目は「Helpdesk Categories」になります。

ページには3つのカードがあります。「Main categories」「Subcategories」「Links」です。手早く始めるなら、「EN (required)」の欄に英語の名前を入れて、「+ New main category」か「+ New subcategory」をクリックします。翻訳はあとで翻訳のページでまとめて行うので、ここで準備するものはありません。

作るカテゴリが多い場合は、ファイルを使う方法があります。「Export JSON」で構造をダウンロードします。導入した直後のシステムでは中身は空で、形だけが分かります。それを埋めて(手作業でも、AI の助けを借りても構いません)保存し、「Import JSON」でアップロードします。名前を変えるための方法ではありません。名前はそのカテゴリの欄で書き換え、横の「Save」で確定します。ページにも、そう書かれています。

3つ目の「Links」のカードが、実際の作業の場です。上で大分類を選び、下でそこに属する小分類にチェックを入れ、「Save links」で保存します。ここが便利なところで、1つの小分類を複数の大分類にぶら下げられます。そのため「Malfunction」は1つ作れば足り、プリンター、ネットワーク、会議室、ノートパソコンで使い回せます。

これ以降、カテゴリはチケットで選べるようになります。まだそのカテゴリを使っているチケットがあると、削除は失敗することがあります。これは意図した動きです。そうでなければ、古いチケットが分類を失ってしまいます。結び付きを外しても、その組み合わせを使っているチケットは引き続き保存できます。結び付きと照らし合わせるのは、新しく選んだカテゴリだけです。

チケットを別のチームに引き渡しても、分類は残ります。新しいチームがそのカテゴリを持っていない場合も同じです。その場合、欄には出どころと一緒に、たとえば「Meeting-Room · from Helpdesk」のように表示され、薄い文字になります。新しいチームは、その案件がこれまで何として扱われていたかを見られますが、その項目を自分で割り当てることはできません。分類し直すときは、自分のリストから選びます。そのとき、システムは大分類と小分類を組で求めます。

「Helpdesk Categories」の項目に赤い枠が付いた、開いた状態の設定メニュー。
「Settings」では、この項目の名前がチームから取られます。ここでは「Helpdesk Categories」です。画像を原寸で開く
「Main categories」と「Subcategories」のカードがある「Settings · Manage categories」のページ。
これがそのページです。左が大分類、右が小分類です。「Links」のカードは同じページの下のほうにあり、このあとに出てきます。画像を原寸で開く
「Beamer」と入力された「EN (required)」の欄と「New main category」のボタン。どちらにも赤い枠が付いています。
1件ずつ作る場合は、「EN (required)」の欄に英語の名前を入れ、その下の「+ New main category」をクリックします。「Subcategories」のカードでは、ボタンの名前が「+ New subcategory」になります。画像を原寸で開く
「Export JSON」と「Import JSON」のボタンに赤い枠が付いた「Main categories」のカード。
多くを一度に作る場合は、構造をダウンロードし、埋めて、もう一度アップロードします。隣の「Subcategories」のカードにも、同じ2つのボタンがあります。画像を原寸で開く
「Links」のカード。「Printer」が選ばれ、小分類の Consumables、Malfunction、New request にチェックが入っています。
「Printer」を選び、合う小分類にチェックを入れて「Save links」を押します。「Malfunction」は、同時にほかの3つの大分類にもぶら下がっています。画像を原寸で開く
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チケットがどこから来たか

どのチケットにも入り口が記録されます。フォームの中と、あとで「Actions」のカードの「How the request came in」にあります。これは、レポートですぐ大事になる問いに答えます。仕事はポータルから来るのか、電話から来るのか、という問いです。

選べるのは、人が知っていてシステムが知らないものだけです。「Phone」と「Entered by an agent」です。残る2つは、システム自身が設定します。依頼者がポータルでチケットを作った場合は「Self-service」、受信メールから生まれた場合は「E-mail」です。エージェントがチケットを作るとき、フォームは「Entered by an agent」で始まります。

システムが設定した入り口は、あとから誰も変更できません。欄には「Recorded by the system. It cannot be changed.」と表示されます。変えられれば、この欄はまさに存在理由である情報を失います。逆に、電話で受け付けたチケットでは、ほかのすべてを変更できます。

入り口を設定できるのは、エージェントか管理者だけです。依頼者にとっては、自分の案件についての申告になってしまい、レポートは全員の正直さに頼ることになります。

「E-mail」には接続済みのメールボックスが必要で、これは Professional エディションに含まれます。ほかの3つの入り口は、どちらのエディションにもあります。

ステータス、優先度、そして赤い枠の付いた「How the request came in」の欄の開いた一覧がある、フォームの一部。
チケットを作るとき、入り口は優先度とウォッチャーの間にあります。選べるのは「Phone」と「Entered by an agent」だけです。画像を原寸で開く
チケットの「Actions」のカード。「How the request came in」の欄が「Phone」になっており、赤い枠が付いています。
チケットでは、入り口が「Actions」のカードにあります。ここでは、エージェントが電話のあとに記録した案件です。画像を原寸で開く
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チケット一覧の列を選ぶ

チケット一覧は、一人ひとりが自分で組み立てます。そのために、「Filter」の隣に「Columns」ボタンがあります。このボタンで「Choose columns」のダイアログが開きます。

ダイアログで、表示したい列にすべてチェックを入れます。その横の矢印で順番を決めます。「#」と「Title」は常に含まれます。列の幅は、一覧そのもので、列の見出しの端をドラッグして変えます。

「Save」で、選んだ内容がユーザーアカウントに保存されます。そのため、どのパソコンでも適用され、サインアウトしたあとも残ります。「Default columns」で、一覧が初期設定に戻ります。

すべての列を表示する場所がないときは、いちばん右の列から先に外れます。「#」「Title」「Status」は常に残ります。ですから、自分にとっていちばん大切な列を前に移します。

Professional では、カスタムフィールドも選べます。ダイアログには、それぞれ自分の名前で表示されます。ここでは、たとえば「Asset tag」です。

顧客も同じ方法で一覧を設定できますが、選べる列は少なくなります。「Team」「Created by」「Last activity」「Status changed at」「Deadline」「Follow-up」「Time」は、顧客には使えません。顧客から隠した項目も、列としては表示されません。

スマートフォンでは、このボタンは表示されません。そこでは、一覧に収まる列が表示されます。

#、Title、Status、Assigned、Priority、Category、Asset tag の列があるチケット一覧。「Columns」ボタンには赤い枠が付いています。
ここでは、「Assigned」がステータスのすぐ後ろにあり、「Follow-up」はオフです。「Created」も選ばれていますが、もう幅に収まりません。画像を原寸で開く
列ごとのチェックボックスと矢印、そして「Default columns」「Cancel」「Save」のボタンがある「Choose columns」のダイアログ。
選んだ列が上にその順番で並び、ほかの列はすべてその下にあります。画像を原寸で開く
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チケットを別のチームに渡す

Professional のみ

はじめる前に: どちらの方法にも、2つ目のチームが必要です。顧客には、履歴での変更は見えません。いくつのチームが関わっても、顧客にとっては1つの番号を持つ1つの案件のままです。引き渡しのあとの新しいステータス「Open」は、チケットの見出しで顧客にも見えます。

チケットには、そのためのボタンが2つ並んでいます。違いは、その下に小さな文字で書かれています。「Involve another team」は、自分が責任を持ったまま、別のチームにひも付いたチケットで並行して作業してもらう方法です。「Escalate to another team」は、別のチームが引き継ぐ方法です。

引き渡す場合、2つ目のチケットは作られず、責任だけが移ります。自分のチームは読む権限を保ち、コメントもできますが、変更はできなくなります。ダイアログが、確定の前にそのとおり伝えます。そこで渡し先のチームを選び、理由を添えられます。

並行して作業してもらう場合、自分のチケットは自分の手元に残り、相手のチームに子チケットができます。自分のチケットはステータス「Waiting for other team」に移り、相手のチームが自分たちのチケットを閉じると、「Back from other team」として戻ってきます。向こうで何か進んだかを、尋ねに行く必要はありません。子チケットの添付ファイルは「Internal」のバッジ付きで自分のチケットにコピーされ、顧客には見えません。

分類についてです。渡した側のチームのカテゴリは、チケットに残ります。新しいチームがそのカテゴリを持っていない場合も同じで、出どころと一緒に薄い文字で表示されます。これにより、新しいチームは案件がこれまで何として扱われていたかを見られ、必要なら自分のリストで分類し直せます。

チケットを次に渡せるのは、今の責任者だけです。前の段階の担当者は、案件を見ることはできますが、もう一度渡すことはできません。コメントはできますが、チケットを自分のところに取り戻すことはできません。

その後、自分のチームの一覧では、相手のチームが作業している間、チケットに「Waiting for other team」と表示されます。「Also show tickets this team handed over」のチェックは、初期設定で入っています。各ユーザーが選んだ設定は、そのまま保たれます。相手のチームでは、チケットは「Open」から始まります。

引き渡した人は、そのチケットのウォッチャーになります。ダイアログが、確定の前にそのことを伝えます。ウォッチャーには、ステータスが変わったとき、チケットが閉じられたとき、誰かがコメントしたときにメールが届きます。ほかのウォッチャーと同じく、「Stop observing」で自分を外せます。

赤い枠の付いた「Involve another team」と「Escalate to another team」の2つのボタン。その下に説明が書かれています。
2つの方法が、見た目でも分かれています。並行して作業してもらうか、引き渡すかです。違いは、ボタンのすぐそばに書かれています。画像を原寸で開く
渡し先のチームの選択欄と「Reason (optional)」の欄がある「Escalate to another team?」のダイアログ。
ダイアログは、確定の前に結果を伝えます。2つ目のチケットは作られず、読む権限は残り、変更できるのは新しいチームだけです。画像を原寸で開く
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カスタムフィールド

Professional のみ

チケットに足りない情報があるとき、たとえば資産番号、保証の期限、原価センターなどは、自分で追加します。「Settings → Ticket Settings」のいちばん下に「Custom fields」のカードがあり、ボタンの名前は「Add custom field」です。

ダイアログで、名前と項目の種類を指定します。種類は「Text」「Multiline text」「Integer」「Decimal」「Date」「Yes / No」です。種類によって、入力できるものが決まります。日付の欄は「来週」を受け付けません。だからこそ、あとでレポートに使えます。

「Scope」で、この項目がどこに適用されるかを決めます。「All teams (including new ones)」か「Selected teams only」です。前者は、まだ存在しないチームにも適用されます。半年後になって初めて気づくような違いです。

「Defaults」にある3つのスイッチは、「Mandatory by default」「Hidden for customer by default」「Not editable by customer by default」です。これらが項目に適用されるのは、同じページの項目の設定で、その項目について何も保存されていない間だけです。そこで設定すれば、項目の設定のほうが決め手になります。

チケットでは、カスタムフィールドが専用のカード「Additional information」に入り、説明とコメントの間に置かれます。テンプレートを使わない場合、フォームにはチームのすべてのカスタムフィールドが表示されます。チケットの作成時にテンプレートを選ぶと、そのテンプレートが挙げた項目だけが、その順番で表示されます。つまり「この案件に必要な項目だけ」になります。

テンプレートは、さらに項目を必須にできます。管理者が顧客から隠した項目は、テンプレートに載っていても隠れたままです。テンプレートに載っていない必須の項目は入力を求められないため、このテンプレートで作ったチケットには、その必須の決まりが適用されません。

1つのチームがカスタムフィールドをいくつ持てるかは、「Settings → General Settings」の「Custom fields limit」のカードで設定します。項目を使わなくするには「Deactivate」を押します。フォームから消えますが、古いチケットの値は残ります。「Show deactivated」のスイッチで、一覧に戻せます。

3つの項目と、赤い枠の付いた「Add custom field」のボタンがある「Custom fields」のカード。
カスタムフィールドの一覧は、「Settings → Ticket Settings」のページのいちばん下にあります。画像を原寸で開く
名前、項目の種類、適用範囲、3つの初期値がある「New custom field」のダイアログ。
名前、項目の種類、適用範囲。項目にはこれだけあれば十分です。下の3つのスイッチは初期値です。画像を原寸で開く
「Asset tag」「Warranty until」「Cost centre」の項目があるチケットの「Additional information」のカード。
エージェントにはこの形で見えます。チケット上の専用のカードで、説明のすぐ下にあります。画像を原寸で開く
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ウォッチャー

作業はしないけれど、案件を追いたい人もいます。慎重に扱う案件でのチームリーダー、来週引き継ぐ同僚などです。そのための仕組みがウォッチャーです。チケットでは「Observers」の欄が「Actions」のカードにあり、ボタンの名前は「Add observer」です。「Create new ticket」のフォームにも、同じ欄があります。チケットでは、そこでの変更は「Details」のカードの「Save」で保存されます。

選べるのは、チケットが属するチームのエージェントと管理者だけです。顧客をウォッチャーにはできません。そうでなければ、内部の作業についてのメールが顧客に届いてしまいます。

ウォッチャーには、チケットで何かが起きるとメールが届きます。新しいコメント、ステータスの変更、割り当ての変更、項目の変更などです。すぐには送られず、まとめて送られます。最後の変更から1分待ってから、その間に起きたことをまとめた1通が送られます。1つのチケットを一気に片づけても、7通のメールにはなりません。その間に複数のコメントが届いた場合は、すべてがメールに入ります。

誰が見ているかも、履歴の一部です。変更はほかと同じように、変更前と変更後の状態とともに記録されます。

ウォッチャーの登録は Basic に含まれます。ウォッチャーへのメールは、送信の設定が必要なため Professional に含まれます。設定がなければ、ウォッチャーを登録することはできても、何も送られません。ウォッチャーは、「Stop observing」のボタンで自分を外せます。それには、チケットを変更する権限は要りません。

ウォッチャーは自動でも追加されます。「Escalate to another team」でチケットを引き渡した人は、ウォッチャーになります。そうすれば、相手のチームがそのチケットをどう扱うかがわかります。

赤い枠の付いた「Observers」の部分がある、チケットの「Actions」のカード。「Add observer」のボタンと、その下にエージェントが1人います。
ウォッチャーは「Actions」のカードにあります。このチケットは、誰にも割り当てられていません。見ることと作業することは、別のことです。画像を原寸で開く
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同じチケットを同時に扱う

2人が同じチケットを同時に扱うと、あとからの保存が先の保存を上書きするおそれがあり、誰もそれに気づきません。そのため、チケットにはほかに誰が開いているかが表示されます。また、古い状態にもとづく保存は受け付けません。

この表示はチケットの上部に出ます。「Marco Rossi is viewing this ticket」は、Marco がチケットを開いていることを示します。「Marco Rossi is actively editing this ticket」は、Marco がそのチケットに未保存の入力を残していることを示します。書きかけの返信、変更中のコメント、編集モードの件名や説明、フォローアップ、カスタムフィールド、時間の記録などです。「Actions」と「Details」のカードで変更した欄も、「Save」で保存するまでは対象になります。チケットで開いているウィンドウも対象です。「Involve another team?」「Escalate to another team?」「Close ticket」「Resolve incident」「Start a workflow」の各ウィンドウと、ステータス変更のコメント用のウィンドウです。入力が2分間ないと、下書きが残っていても、表示はふたたび「viewing」になります。

複数の同僚がチケットを開いている場合は、まとめて表示されます。たとえば「Marco Rossi and 2 more are viewing this ticket」です。表示にマウスを合わせると、全員の名前が見えます。誰かが編集を始めると、その行は編集中の人だけを数えます。自分自身は表示されません。2つのタブでチケットを開いていても、1人として数えられます。チケットを見えていないタブでしか開いていない場合は、約1分後にほかの人の表示から消えます。

同僚が変更を保存すると、「Marco Rossi changed this ticket」と表示され、横に「Refresh」ボタンが出ます。ほかの人の新しいコメントでは「Marco Rossi added a comment」と表示されます。人ではなく、自動化のルールや届いたメールなどが変更した場合は、「This ticket was changed」と表示されます。この表示は、再読み込みするまで残ります。

「Refresh」は、ステータス、担当の割り当て、各欄、履歴など、チケットの現在の状態を読み込みます。ページ全体は読み込み直しません。未保存の入力はそのまま残ります。書きかけの返信は返信欄に残り、開いている件名や説明の文章も残ります。保存済みの文章がその間に変わっていた場合は、欄の下に「The saved text has changed in the meantime.」と表示されます。そのまま保存すると、あなたの文章が保存済みの文章に置き換わります。チケットの上部にある「Refresh」ボタンも同じ働きをします。

それでも古い状態のまま保存すると、保存は拒否されます。「Ticket changed in the meantime」のウィンドウが開きます。人が変更した場合は、その人の名前が示されます。あなたの変更は保存されていません。「Refresh」をクリックし、現在の状態と照らし合わせて変更を確認してから、もう一度保存してください。これは、ステータス、担当の割り当て、優先度、「Details」のカード、カスタムフィールドなど、チケットそのものへのすべての変更に当てはまります。

コメントが拒否されることはありません。2つの返信が互いを上書きすることはなく、どちらもチケットに残ります。添付ファイルと時間の記録も同じです。チケット一覧での一括操作と自動化のルールも、状態の照合を受けません。これらはチケットを直接変更します。チケットを開いている人には、そのあとで表示が出ます。

顧客にはこれらは一切見えません。顧客が表示に出ることはありません。誰が自分のチケットを扱っているかも、顧客には見えません。

誰がチケットを開いているかは、サーバーのメモリーにだけ保持されます。その人がチケットを離れてから約1分で、その記録は消えます。ログには何も書き込まれません。チケットには、最後に変更した人が保存されます。この記録は、その人のデータの書き出しに含まれます。その人を匿名化すると、この記録は削除されます。

詳しくはこのカードで: 1人分のデータの書き出し, 個人の匿名化

チケットの上部。件名の下に「Marco Rossi is actively editing this ticket」の表示があり、赤い枠が付いています。
表示はチケットの件名の下に出ます。ここでは Marco Rossi に未保存の入力があります。画像を原寸で開く
チケットの上部。「Marco Rossi changed this ticket」の表示があり、その横の「Refresh」ボタンに赤い枠が付いています。
チケットを開いている間に Marco Rossi が保存しました。「Refresh」で現在の状態を読み込みます。画像を原寸で開く
Marco Rossi の名前が示された「Ticket changed in the meantime」のウィンドウ。「Refresh」ボタンに赤い枠が付いています。
古い状態のまま保存すると、このウィンドウが出ます。あなたの変更は保存されていません。画像を原寸で開く
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メールからのチケット、返信、やり取り

Professional のみ

はじめる前に: Google と Gmail ではアプリパスワードが必要で、そのためには二要素認証が必要です。Google は通常のアカウント情報を受け付けません。Microsoft 365 は、現在まったく使えません。IMAP の基本認証が停止されており、アプリパスワードも役に立ちません。

メールの経路は1本で、方向が2つあります。この2つは組です。受信したメールがチケットになり、返信はメールとして出ていき、依頼者の返事は同じチケットのコメントとして届きます。2つ目のチケットにはなりません。

ひも付けは勘に頼りません。返信が既存のチケットに届くのは、メールの件名に案件の参照番号がある場合か、メールソフトの返信用の情報が付いている場合だけです。そのどちらもないメールは、新しい案件になります。件名がたまたま似ていただけで無関係な2件が一つにされるより、チケットが1件多いほうがましだからです。

必要な設定はすべて「Settings → E-Mail Settings」にあります。上の「SMTP settings」のカードが出口です。ホスト、ポート、「Use SSL」、ユーザーとパスワード、そして差出人のアドレスと名前を設定します。「Send test e-mail」で、自分宛に見本を送れます。カードにも書かれているとおり、先に保存してから試してください。

「IMAP settings」のカードが入口です。ホスト、ポート、取得の間隔、2つのフォルダーを設定します。フォルダー名を推測する必要はありません。「Read from server」がメールボックスに実際にあるフォルダーを取得し、「Create on server」が新しく作ります。そのあと欄には、メールサーバーが使う形の経路が入ります。あるサーバーは「INBOX/Processed」と書き、別のサーバーは「INBOX.Processed」と書きますが、意味は同じです。

「Processed folder」には、システムが脇に置いたメールが入ります。止めた送信者からのメール、自動で作られたメール、そしてワークフローが「Move to folder」で移すものの、独自のフォルダーが指定されていないメールです。空欄のままなら、受信トレイに残ります。その下で、片づけを実行する時刻(「Hour」「Minute」)と、メッセージを何日残すか(「Retention (days)」)を設定します。そうしないと、メールボックスは静かに大きくなり続けます。

メールボックスはシステムではなく、チームのものです。「Team mailboxes」で、チームごとに自分のアドレスとパスワードを入力します。そのアドレスは、同時にそのチームの差出人にもなります。依頼者は、メールを取得しているのと同じ場所に返信することになります。

そして、これがなければ何も起きない、という部分です。ワークフローです。メールボックスを設定しただけでは、何も起こりません。チームに有効なワークフローがなければ、メールボックスは取得すらされません。チケットも受付の連絡もできず、メールはただそこに残ります。顧客への自動返信は、ここにしかなく、ご自身で設定します。これは意図した設計です。頼まれてもいないのに、あらゆる差出人アドレスへ書き送るシステムは、黙っているシステムより悪いからです。

「E-Mail workflows」では、上でチームを選び、「+ Add workflow」でワークフローを作ります。ワークフローには名前(自分のためのものです)、「Enabled」のスイッチ、そして、いつ適用されるかについての指定が2つ付きます。「Match」は、すべての条件が成り立つ必要があるか(「All conditions」)、1つで足りるかを決めます。「Stop after match」は、このワークフローが当てはまった時点で処理を終えます。その場合、下にあるワークフローには順番が回りません。並び順は、横の矢印で変更します。

「When?」に条件そのものがあります。「Every e-mail in this mailbox」はすべてのメールを対象にします。「Only when subject or text contains」は、件名か本文に語があることを求めます。「Advanced」で細かく指定できます。そこで、何を見るか(「Subject or body」「Subject」「Body」「Sender (From)」「Recipient (To/Cc)」)と、どう比べるか(「Contains」「Equals」「Regex」)を選びます。たとえば、共有アドレス宛の報告を、それ以外と切り分けられます。

その下に、5つの動作がスイッチとして並びます。これがワークフローの中身です。オンにしていないものは、起こりません。

「Create or append ticket」は、メールをチケットにします。件名に参照番号があれば、既存のチケットにコメントとして追加します。この動作がなければ、メールが案件になることはありません。

「Set fields」は、チケットの作成時に、優先度、ステータス、大分類と小分類、担当チーム、担当者を設定します。「— Keep default —」のままにしたものは、ワークフローがない場合と同じままです。

「Auto-reply」は、差出人への受付の連絡です。このスイッチがオフなら、ほかをどれだけ整えても、顧客に受付の連絡は届きません。次の操作で分かるとおり、「Send mail」でも差出人に書き送れます。

「Send mail」は、追加のメールを送ります。宛先は、受信メールの差出人か、選んだチームのメンバーと固定のアドレスです。専用の「Send conditions」があり、空のままにすると、このワークフローが動くたびに送られます。

「Move to folder」は、処理したメールをフォルダーに移します。欄を空にすると、上の IMAP 設定にある「Processed folder」が使われます。

「Auto-reply」の動作を詳しく見ます。件名は部品から組み立てます。「Original subject {originalSubject}」は受信メールの件名を引き継ぎ、「Ticket reference {ticketTag}」は案件の参照番号を挿入します。2つを合わせると、「Printer problem [TICKET-99-a1b2c3]」のような件名になります。

参照番号は、自動では付きません。{ticketTag} を置いた場所にだけ現れます。{ticketId} が挿入するのは番号だけで、システムはそれでは返信を見分けません。件名に参照番号がなくても、受付の連絡への返信であることを示すヘッダーが付いていれば、返信は正しく結び付けられます。どちらもないメールだけが、新しいチケットになります。

その下の本文が、受付の連絡の文面です。英語で書いてください。この文面は、ほかのテキストと同じ書き出しと取り込みを通ります。そうして初めて、ほかの言語に翻訳できます。空にすると、システムが用意した文面が送られます。ここでも、同じプレースホルダーが使えます。

「Reply language」は、件名と本文をどの言語で送るかを決めます。「Standard English」は英語、「Fixed language」は選んだ言語、「Assigned agent's language」は担当エージェントの言語、「Team default language」はチームの既定の言語です。翻訳そのものは、言語のページで管理します。

システムがカードの上にも表示している助言が一つあります。一つの案件に関わるものは、一つのワークフローにまとめてください。同じワークフローの中の動作だけが、今作られたチケットを知っています。だからこそ受付の連絡はその番号を書けますし、別のワークフローの動作には書けません。

メールの機能一式は、受信も送信も Professional エディションに含まれます。Basic では、システムはメールを送りも受けもしません。チケットは、ポータル、電話、エージェントの入力から作られます。

ホスト、ポート、ユーザー、パスワード、差出人のアドレス、「Send test e-mail」のボタンがある「SMTP settings」のカード。
出口です。どの欄にも、下に説明が書かれています。ポート 587 と 465 も、そこにはっきり書かれています。画像を原寸で開く
「Read from server」と「Create on server」のボタンに赤い枠が付いた「IMAP settings」のカード。
フォルダーは入力せず、取得します。「Read from server」が実際のフォルダーを並べ、「Create on server」が受信トレイの下に新しく作ります。画像を原寸で開く
Helpdesk チームと Network チームのメールボックスがある「Team mailboxes」の部分。アドレスに赤い枠が付いています。
メールボックスはチームごとに一つです。アドレスは差出人にもなります。だからこそ、一般の設定ではなく、ここにあります。画像を原寸で開く
名前、「Match」、「Stop after match」、「When?」の条件、そして赤い枠の付いた5つの動作のスイッチがあるワークフロー。
5つの動作に赤い枠が付いています。この例では「Create or append ticket」「Auto-reply」「Move to folder」がオンで、「Set fields」と「Send mail」がオフです。このようなワークフローがなければ、メールボックスは取得すらされません。画像を原寸で開く
「Auto-reply」の動作。赤い枠の付いた件名の欄、部品、英語の本文、返信の言語の選択があります。
件名には「{originalSubject} {ticketTag}」の部品が入っています。あとで顧客の返信を見分けるのが、これです。その下に本文と返信の言語があり、ここでは担当エージェントの言語です。画像を原寸で開く

スクリーンショットはバージョン 1.3.1 のものです。ここに写っている画面は、バージョン 1.13.3 まで変わっていません。見た目で違うのは、サイドバー下部のバージョン番号だけです。